子どもの身体を知る

反り腰タイプの特徴と効果的なストレッチ方法②

◉体幹と下肢の橋渡しの役割をしている、腸腰筋という筋肉がある。
◉この筋肉が硬くなると、骨盤を歪ませる要因となる。
◉硬さチェックを行って硬いことが分かったら、ゆっくりとストレッチしていきましょう。

皆さん、明けましておめでとうございます!

突然ですが、皆さんは初詣でどんなお願いごとをしましたか?

初詣で『今年はインフルエンザにかかりませんように」とお願いした、トトノエお兄さんこと、理学療法士の塚田悠平です!(昨年は新年早々人生初のインフルエンザに罹りました…笑)

さぁ、本題入ります!

今回は、「反り腰タイプの硬くなりやすい筋肉とそのストレッチ -その2-」です!

前回は太ももの前にある「大腿直筋」という筋肉を取り上げましたが、今回も骨盤の傾きに大きな影響を及ぼす筋肉に注目していきます。

それが腸腰筋」です!

反り腰タイプの特徴と効果的なストレッチ方法 ・反り腰タイプの場合、大腿直筋が硬くなりやすい。 ・大腿直筋が硬くなると、腰椎分離症やオスグッド・シュラッター氏病という障害を...

体幹と下肢の橋渡しをしている腸腰筋

皆さんは、股関節を動かす脚の筋肉がどこから始まっているか分かりますか?

多くの方が、「骨盤から着いているんじゃないの?」と思うかも知れません。

ところがどっこい。

実は意外なことに、腰の骨(専門用語で腰椎)からはじまっているんです!その筋肉が、「腸腰筋」です!


引用元:StartHome
URL:http://home.kingsoft.jp/news/life/deepmuscle/421.html

腸腰筋は、腰椎と太ももの骨(専門用語で大腿骨)をつなぐ「大腰筋」と、骨盤と大腿骨をつなぐ「腸骨筋」という二つの筋肉から成り立っています。

腸腰筋は股関節を曲げる(屈曲)、腰を反らす(伸展)のように、脚にも体幹の運動にも作用するという、とても器用な働きを持っていることが特徴です。

ただ、この器用な働きも筋肉自体が硬くなってしまうと上手く機能せず、反り腰タイプの特徴でもある骨盤を過剰に前に傾け(前傾)、腰椎を過剰に反らしてしまいます。


All Rights Reserved ©️塚田 悠平

腸腰筋の硬さのみかた

腸腰筋は体幹と股関節を安定させるために非常に重要な筋肉ですが、その働きを十分に引き出すためには柔軟性が必要です。

では、その柔軟性がしっかりあるのかを、まずは確認してみましょう。

  1. まず、テストされるお子さんは仰向けになります。
  2. 両方の股関節を曲げ、膝を抱えるようにしながら太ももを胸につけます。
  3. この状態のまま、片方の足だけを伸ばします。
  4. その状態で足が床に着いているか、膝は曲がっていないかを確認して下さい。

▼ 足を伸ばす際に骨盤を浮かしたり、横に傾いたり、腰を反らしたりしないように注意します。もし、このような代償姿勢が出たらその手前までで止めましょう。
a)
足が床に着かない場合  b)膝が曲がっている場合は、腸腰筋が硬くなっている可能性があります!


All Rights Reserved ©️塚田 悠平

腸腰筋のストレッチ

皆さんのお子さんは、どうだったでしょうか? ちゃんと膝が曲がらず、足が床につけましたか?

ちなみに、僕は高校生の頃、膝が曲がってしまうほど硬かったです(笑)

そんな僕でも柔らかくなれたストレッチについて、これからお伝えしますね。

  1. まず、四つ這いになります。
  2. 伸ばしたい側と反対の足を手の外側から回し、手の内側につきます。
  3. その状態でもう一方の足を後ろに伸ばしていき、つま先立ちにします。
  4. 頭のてっぺんから足先まで伸びるように意識し、骨盤を少し落とします。
  5. この時、股関節と太ももの前が伸びているのを感じながら、約30秒ストレッチします。


All Rights Reserved ©️塚田 悠平

いかがでしたでしょうか?

無理に伸ばすのではなく、ゆっくりゆっくり少しずつ伸ばしていってくださいね!

それでは皆さん、今年もよろしくお願い致します。

ではー!

ABOUT ME
塚田 悠平
塚田 悠平
身体の不調お助け隊 副隊長・トトノエお兄さんこと、理学療法士の塚田 悠平(つかだ ゆうへい)です! 普段は千葉県内にある整形外科クリニックで勤務していて子ども達の身体も多く診ていますが、腰痛など身体の痛みを訴える子ども達が年々増えていることに危機感を感じています。 このサイトでは、これまでの経験を生かして「子どもの身体の特徴」や「痛みの出ない身体作り」に関して、情報発信していきます!!
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