子どもの身体を知る

反り腰タイプの特徴と効果的なストレッチ方法

・反り腰タイプの場合、大腿直筋が硬くなりやすい。
・大腿直筋が硬くなると、腰椎分離症やオスグッド・シュラッター氏病という障害を引き起こす場合がある。
・ストレッチを行って少しずつ柔らかくすることが、パフォーマンスUPにつながる!!

皆さん、平成最後の年の瀬はいかがお過ごしでしょうか?

トトノエお兄さんこと、理学療法士の塚田悠平です!

3回目の今回は、「硬くなりやすい筋肉とそのストレッチ -その1-」をお伝えします!

反り腰タイプの特徴

前回は姿勢の診方を実践するのと同時に、悪い姿勢のタイプを反り腰タイプと「猫背タイプ」の2つに分けその特徴をお伝えしました。

自宅でできる!子供の姿勢チェック方法!!どーも! トトノエお兄さんこと、理学療法士の塚田悠平です! 前回の記事は読んでいただけましたか?? http://totono...

そこで今回は、反り腰タイプの姿勢で硬くなりやすい筋肉と、そのストレッチ方法をお伝えします。

反り腰タイプの姿勢をおさらい

まずは、反り腰タイプの姿勢の特徴を復習しましょう!

  1. 骨盤が前に傾く(前傾)
  2. 腰の反りが大きい
  3. 鳩胸のように胸がはり、上半身が全体的に前方に偏位


All Rights Reserved ©️塚田 悠平

このような姿勢で多い障害は、腰の骨にヒビが入る腰椎分離症膝頭が痛くなるオスグッド・シュラッター氏病(詳細は今後記事にします!)があります。

どちらの障害も、骨盤と太ももの前側にある筋肉が硬くなることが根本的な原因となっている場合が多いです。

そこで今回は骨盤の前にある筋肉のうち、大腿直筋という筋肉のストレッチについてお伝えします。

骨盤の傾きに影響を与える大腿直筋

太ももの前には大腿四頭筋という膝を伸ばす大きな筋肉があります!(短距離走選手やサッカー選手はムキムキですよね!)

四頭筋というくらいなので察しが良い方はお気づきかもしれませんが、この筋肉は4つの筋肉で構成されており、その中の一つが“大腿直筋”です。


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大腿直筋は他の3つの筋肉(中間広筋/外側広筋/内側広筋)と異なり、骨盤から膝のお皿を超えて膝頭(専門用語で脛骨粗面)に付着します(他の筋肉は大腿骨から膝頭まで)

そのため、股関節と膝関節の両方に影響を与えやすいという特徴があります。

この筋肉が硬くなると立位姿勢の際に、骨盤を前に傾け(専門用語で前傾)、腰での反りを大きくなった結果、過剰な負荷を掛けてしまうんです。

大腿直筋のチェック方法

大腿直筋は、スポーツ動作などで速く大きな力を出すためには必要な筋肉ですが、硬くなりすぎると上記のように姿勢に悪い影響を与えるだけでなく、プレー自体にも大きく関わってきます。

スポーツで最高のパフォーマンスを発揮するためにも、必要な時に必要なだけギュッと強く早く収縮してくれる筋肉の状態にしておくことが重要です。

そんな質の高い最高の筋肉にするためには、柔軟性改善が必要不可欠!!

そこでストレッチを行う前に、まずは大腿直筋の硬さをチェックしましょう!

  1. まず、テストされるお子さんはうつ伏せになります。
  2. そしてお子さん自身に膝を曲げてもらい、踵がお尻に着くか確認します。
  3. もしかかとがお尻に着かない場合は骨盤を押え、かかとをお尻に着けるよう膝を曲げその抵抗感を確認します。


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= ポイント =

① 膝を曲げる際、骨盤を浮かしたり、横に傾いたり、腰を反らしたりしない様注意します。もし、このような代償姿勢が出たら、それが生じないように少し骨盤を押えましょう。
② 痛みを腰や太ももの前に感じる時は、無理せず痛みが出る前までで止めます。
③ 踵がお尻に着かない場合は、大腿直筋が硬くなっている可能性があります!

大腿直筋のストレッチ

皆さんのお子さんはどうだったでしょうか?ちゃんとかかとがお尻に着きましたか?

着かなかったという子も安心して下さい!ストレッチで徐々に徐々に柔らかくなっていきます!それではストレッチの方法についてお伝えしていきます。

  1. まず椅子を前に置き、座面に手を置いて膝立ちになります。
  2. そして、伸ばしたい側と反対の足を前に出し立てます。
  3. 少し背筋を軽く伸ばした状態で、伸ばしたい側の膝を曲げて足の甲を掴みます。
    ※この時股関節が曲がったり、腰が反ったりしない様に注意します。
  4. 少しずつ膝の曲げる角度を上げながら、太ももの前が伸びるのを感じ30秒ストレッチをします。


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もし硬すぎてこのストレッチが辛い場合はこんな方法もあります。

  1. 椅子の横に立ち、伸ばしたい側の膝を椅子の上に置きます。
  2. その状態で伸ばしたい側の膝を曲げていき、足の甲を掴みます。
  3. 徐々に膝の曲げる角度を上げ、太ももの前が伸びることを感じます。この時出来るだけ身体を真っ直ぐにするとより効果的に伸びます。


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いかがでしたでしょうか?

ストレッチは痛くなく、気持ちいい程度のところで行うことが重要です!!

無理せず、試してみてくださいね^ ^

それでは皆さん、インフルエンザや風邪に気をつけて(^^)


良いお年をー!

ABOUT ME
塚田 悠平
塚田 悠平
身体の不調お助け隊 副隊長・トトノエお兄さんこと、理学療法士の塚田 悠平(つかだ ゆうへい)です! 普段は千葉県内にある整形外科クリニックで勤務していて子ども達の身体も多く診ていますが、腰痛など身体の痛みを訴える子ども達が年々増えていることに危機感を感じています。 このサイトでは、これまでの経験を生かして「子どもの身体の特徴」や「痛みの出ない身体作り」に関して、情報発信していきます!!
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