子どもの身体を知る

猫背タイプで硬くなりやすい筋肉と、そのストレッチ①

早いもので、今年ももうすぐ3月を迎えようとしています。

年々、『時が経つのは本当に早いなぁ〜』と感じてしまうトトノエお兄さんこと、理学療法士の塚田悠平です!

前回までは反り腰タイプの子で硬くなりやすい筋肉についてのストレッチをお伝えしてきましたが、今回からは新シリーズ「猫背タイプの硬くなりやすい筋肉とそのストレッチ」をお送りします!

今回はその第1回です!

自宅でできる簡単な姿勢タイプチェック方法は、過去の記事をご確認ください。

自宅でできる!子供の姿勢チェック方法!!どーも! トトノエお兄さんこと、理学療法士の塚田悠平です! 前回の記事は読んでいただけましたか?? http://totono...

 

猫背タイプの特徴

ストレッチをお伝えすず前に、まずは猫背タイプの姿勢の特徴を確認しましょう!

猫背タイプは骨盤が後ろに傾くことで(専門用語で後傾)背中の丸みが強まり、上半身の重心が後方に位置します。

ただ、この姿勢では後ろに倒れてしまうので、カウンターとして肩と頭を前に出すことでバランスをとろうとしています。

このような姿勢は最近話題の、いわゆる〝スマホネック〟と言われるストレートネック症候群や、野球などに多い肩や肘の障害などを引き起こす可能性があります。

 

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このような猫背姿勢は背中からピシッと治したくなりますが、なかなか根本的な解決にはなりません。

そこで今回着目すべきなのは、実は骨盤なのです!

 

全体の姿勢を整える骨盤

頭から骨盤までは、積み木のように連なった背骨(脊柱)が存在します。

この背骨は直線的に積み重なっているのではなく、S字カーブを描いています。

詳しく言うと、
① 首の骨は前にカーブ(前弯)
② 胸(背中)の骨は後ろにカーブ(後弯)
③ 腰の骨は少し前にカーブ(前弯)
しています。

このカーブは、身体を重力から守るうえで重要です。

もし、背骨が直線になってしまうと、その強度は1/10程度になってしまうとも言われているほど。

そんな大切な背骨のS字カーブですが、このカーブを適切に引き出すためには、骨盤がしっかりと立っていることが重要になります。

猫背タイプの多くは骨盤が後傾しやすく、骨盤とつながる腰の骨(腰椎)や胸の骨(胸椎)も曲がりC字様になります。

その場合、いくら背骨を真っ直ぐにしても骨盤が立っていなければ、腰が反ってしまうだけになってしまうのです。

これが、骨盤に着目すべき理由です!!

骨盤を後ろに傾けるハムストリングス

では、骨盤を後ろに傾けてしまう筋肉はなんでしょうか?

それは、ハムストリングス〟と呼ばれる筋肉になります。

ハムストリングスは内側の半腱様筋・半膜様筋と外側の大腿二頭筋という3つの筋肉で構成されています。

力を発揮したり、瞬発力を発揮する時に非常に有効な筋肉になりますが、硬くなりすぎると骨盤を後ろに傾けてしまう原因となります。

また、この筋肉が硬いとよく生じるのが肉離れです!

これらを改善するためにも、ハムストリングの柔軟性が重要になるんです!!

ハムストリングスの硬さをチェックしよう!

それでは、ご自宅でもできるハムストリングスの柔軟性チェック方法を説明します。

<チェック方法>

  1. まず、テストされるお子さんは仰向けになります。
  2. お子さん片方の太ももを抑え、反対側の膝を伸ばしたまま脚を床から離し、股関節を曲げていきます。
  3. 太ももの裏の伸張感が強く痛みが出る手前で止め、床面からどれくらい離れているの角度を確認します。
  • 股関節を曲げる際、骨盤を浮かしたり、横に傾いたり、腰を反らしたりしないように注意します。もし、このようなな代償姿勢が出たら、その時の角度を図ります。
  • 痛みを感じやすいため、ゆっくりと行ってください。
  • この角度が70°以下の場合は、ハムストリングスが硬くなっていることが予想されます。

ハムストリングスのストレッチ

皆さんのお子さんはどうだったでしょうか?

自分が整形外科で診ている子たちは、このハムストリングスが硬い子がかなり多いです。

それでは、自分が実際に指導しているストレッチの方法についてお伝えしていきます。

<ストレッチ方法>

  1. まずしゃがみこみます。しゃがんだ時に、かかとが床から離れてしまう子は、かかとが離れる手前までしゃがむ程度で大丈夫です。
  2. その状態で、両方の足首を握ります。
  3. 足首を離さないようにしながら、ゆっくり膝を伸ばしていってください。
  4. 伸ばしていき、太ももの裏に伸びている感じがしたらそこで止め30秒間ストレッチして下さい。

腰椎分離症がある子でも、このストレッチなら腰に負担をかけず、安全にハムストリングを伸ばすことが出来るのでオススメです。

いかがでしたでしょうか?

これが柔らかくなれば、学校のスポーツテストでもある長座体前屈の数値も伸びますよ( ^ω^ )

ではまたー!

ABOUT ME
塚田 悠平
塚田 悠平
身体の不調お助け隊 副隊長・トトノエお兄さんこと、理学療法士の塚田 悠平(つかだ ゆうへい)です! 普段は千葉県内にある整形外科クリニックで勤務していて子ども達の身体も多く診ていますが、腰痛など身体の痛みを訴える子ども達が年々増えていることに危機感を感じています。 このサイトでは、これまでの経験を生かして「子どもの身体の特徴」や「痛みの出ない身体作り」に関して、情報発信していきます!!